2000年火曜日21時に放送された「お見合い結婚」
- 出演:松たか子、ユースケ・サンタマリア ほか
- 脚本:吉田紀子
- 主題歌:松たか子「桜の雨、いつか」
タイトルやキャッチコピーが『「運命の恋」は「運命の出会い」から始まるとは限らない』あるように、お互いのお見合いから始まる恋を描くドラマ。

最初の形はどうであれ、恋は始まるもの。心ではわかっているけど、なかなか動き出せないのは男性も女性も同じよね。
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お見合い結婚、あらすじ
お見合い結婚、1話のあらすじ
中谷節子(松たか子)は、今はつき合っている彼と半年後に結婚を控え、スチュワーデスの仕事も寿退社。ところが、その相手がこともあろうか他の女と“出来ちゃった婚”、節子は恋と仕事を一遍に失ってしまう。広瀬光太郎(ユースケ・サンタマリア)は、押しが弱く正直者で人柄のいい商社マン。ある日、部長からミラノへ海外赴任の話。海外赴任は独身者不可。実は、大のお見合い好きの部長夫人が、てぐすね引いて待っているとも知らず。そんな2人がお見合いをすることになった。当日、本音を隠しよそ行きの会話をする2人は盛り上がるはずもない。ところが、やっぱり縁があったのか。節子の同僚でルームメイトの河合ミカ(さとう珠緒)がフライトでステキな男性・大畑純一(窪塚洋介)と知り合い、3対3で合コンをすることになった。メンバーは節子、今は主婦となった先輩・羽田恭子(川原亜矢子)、一方の男性側は大畑の先輩・田沼謙介(今井雅之)、そして、遅れてやってきたのは、なんと光太郎だった・・・!?
お見合い結婚、2話のあらすじ
外車で迎えに来た光太郎(ユースケ・サンタマリア)とのドライブに渋々出掛けた節子(松たか子)。だがペーパードライバーの光太郎は運転に必死で節子との会話は全く弾まない。しかも外車は大畑(窪塚洋介)からの借り物なのだ。道筋もわからないまま河口湖へ向かおうとする光太郎。そのうえ節子はまともなナビも出来ず、二人の間はますます険悪な感じに。やっとの思いで小さな沼のほとりに辿り着いた光太郎と節子。疲れ果て、車を降りる光太郎に仕方なく続く節子。まさかキーが差し込まれ、ドアがロックされたままだとは気付かずに・・・。とりあえず大自然を味わおうとする光太郎だったが、着いた場所はどうやら目的地とは全く違うらしい。時はすでに4時。二人はお腹がすいていたが、周囲には店一軒見当たらない。実はペーパードライバーで、運転は8年ぶりだと告白する光太郎に怒った節子は、自分が運転を替わるから、何か食べに行こうと言うのだった。そうして車に戻った時、二人は重大なことにようやく気がついた。キーがされたまま、ドアがロックされていたのだ。JAFを呼ぼうにも、携帯は車の中・・・。ハイキングがてら里まで下りて助けを呼ぼうと光太郎は提案するが、そう言うやいなや雲行きはあやしくなり、雨がポツリポツリ・・・。なんとかしようと、節子と光太郎は道を進み始める。すると遠くにかすかな明かりが見えてきた。喜ぶ二人。だが、そこはまるでお城のようなラブホテルだった・・・!
お見合い結婚、3話のあらすじ
中谷家で熱を出し、倒れた光太郎(ユースケ・サンタマリア)に、節子(松たか子)が中谷家特製のドリンクを作ってくれた。その思いがけない優しさに光太郎は感動する。だが節子は、熱が下がったら、自分の両親に結婚しない意志を話して欲しいと言い出す。光太郎から断ってもらうのが一番いいと節子は言うのだ。翌日。節子は道で恭子(川原亜矢子)に声をかけられる。勝負服に身をまといながらも、それとは全然似合わない所帯じみた荷物を持っていた恭子は、節子とミカ(さとう珠緒)の家を訪れ、荷物を預かって欲しいと訴えた。これから大畑(窪塚洋介)とデートだと言うのだ。恭子とミカは節子の誕生日に光太郎たちを呼ぼうと言う。光太郎の話はもういいと言う節子に、光太郎は案外「買い」なんじゃないかと恭子が言い出す。その理由は、節子が選んだ男じゃないこと、そしてラブホテルに行っても手を出さないほど、節子を大事にしていること、だった。その晩、光太郎に呼び出された節子は、一緒に実家を訪れていた。今度こそ話そうとする光太郎だったが、絹枝(いしだあゆみ)達のペースに乗せられ、場は宴たけなわに。とうとう光太郎は言い出せず仕舞い。その場を逃れ、公園に来た節子と光太郎。風邪で一日中谷家にいた光太郎は、節子が可愛がられて育ったことを痛いほど知り、少し心惹かれるものもあった。しかし話はやっぱり「結婚しない」に落ち着き、光太郎は明日、紹介者である部長に話してみると言うのだった。そして翌日。折りを見て部長に切り出そうとした矢先、光太郎は桜庭部長(清水章吾)に呼び止められてしまう。ロビーに降り立つ二人。そこには絹枝と桜庭夫人の姿が。話の流れで、150万円もする婚約指輪を買わされてしまった光太郎は・・・。
お見合い結婚、4話のあらすじ
結婚が決まり、それぞれ有頂天になっている節子(松たか子)と光太郎(ユースケ・サンタマリア)。だが光太郎は、まだ25歳という若さで、しかも可愛い節子がなぜお見合いをしたのかということに疑問を覚えてしまうのだった。そんな光太郎の思いも知らず、節子はデートでは前々から憧れていた教会へと向かい、「前に来た時に今年の春は空きがあると聞いた」と言ってしまう。その言葉に引っ掛かる光太郎。そんなある晩、光太郎はキャバクラ『ニューヨーク』のまゆみ(MIKI)に結婚を迫られビビッていた。まゆみは、結婚するつもりだった彼氏が他の女を妊娠させたためフラれたのだと言い、そんな時に光太郎が「ミラノに連れてってあげる」と言ったものだから、光太郎が天使に見えたのだと語った。その話を聞いた光太郎の中である疑問が沸き上がった。「そういう時、女の子って、誰でもいいから結婚したくなったりするもんなの?」「うん」と答えるまゆみ。光太郎は、節子が教会のことを「前に来た時」と言っていた意味がわかりかけるのだった。
お見合い結婚、5話のあらすじ
節子(松たか子)は光太郎(ユースケ・サンタマリア)にヒロシの名前を彫ったライターをあげるハメになってしまったことに動揺していた。そこでミカ(さとう珠緒)の提案で、あげたライターと同じ新品を買って、すり替えることを計画。デート中にライターすり替えのチャンスを狙うが、光太郎には、ライターは部屋に飾ってあると言われてしまう。そして結納の日。ミカと恭子(川原亜矢子)と田沼(今井雅之)と大畑(窪塚洋介)の協力のもと、ライターすり替え作戦が始まった。光太郎が留守の隙に、ミカと田沼が部屋に忍び込んですり替えようというものだ。ところがこの日、光太郎はライターを持ってきており、すり替えは失敗。翌日、節子はこっそり光太郎の部屋に忍び込み、ライターすり替え作戦に乗り出すが、その時、偶然やって来た光太郎の母・里子に呼び止められ・・・。
お見合い結婚、6話のあらすじ
絹枝(いしだあゆみ)と桜庭夫人(ジュディ・オング)の立ち会いのもと、ウェディングドレスを何着も試着する節子(松たか子)だったが、内心、光太郎(ユースケ・サンタマリア)にあげたライターのことが気になり、それどころではない。そこに遅れて到着した光太郎。絹枝と桜庭夫人が帰った後、節子と光太郎は二人で街を歩くが、気まずい雰囲気。だが節子がライターのことを切り出そうとした瞬間、光太郎は旅行に行かないかと言い出した。驚く節子。そして温泉旅行に行った光太郎と節子。節子は勇気を振り絞って、ライターのことを切り出した。確かにショックは受けたが、大事なのは今、今日限りライターのことは忘れると宣言する光太郎に、節子は思わず涙ぐむ。しかし調子に乗った節子は酔いに任せてこれまでの男性遍歴を語り出してしまい、それを聞いた光太郎はただただうなだれてしまうのだった・・・。
お見合い結婚、7話のあらすじ
節子(松たか子)と光太郎(ユースケ・サンタマリア)が光太郎の部屋にいたところに、まゆみ(MIKI)がやってきた。なんとかまゆみを公園に連れ出し、節子の存在のことを説明する光太郎。するとまゆみは「お兄ちゃんに言いつけてやる」と言い出した。恐怖する光太郎。その後、節子は光太郎から、ヨーロッパ支社長への挨拶のため会社に来て欲しいと頼まれる。だが海山物産を訪ねた節子は、トイレで女子社員の立ち話を聞いて愕然。光太郎は独身者不可の海外赴任のため、押し付けられて見合いをしたと言うのだ。節子は帰り際、家族会議が今晩家であるから来いと光太郎に告げる。議題はまゆみのことについてだった。家族会議で頭を下げる光太郎。その頃、光太郎の部屋にやってきた田沼(今井雅之)とミカ(さとう珠緒)のもとにまゆみが兄(松田優)を伴って訪れ、突然田沼に殴りかかった。まゆみの兄は田沼を光太郎と間違えたのだ・・・。
お見合い結婚、8話のあらすじ
結婚式の費用が460万円もかかることに気付いた節子(松たか子)と光太郎(ユースケ・サンタマリア)。両親に相談しようかと提案する節子に、光太郎はそんな迷惑はかけられないと反論。そして光太郎は結婚式なんか早く「片付けて」だとか、「あとは目をつぶっていても結婚できる」などと言ったため、節子はそのロマンのない言い方にカチンと来るのだった。その時、光太郎の携帯にまゆみ(MIKI)から電話が入った。女同志の対決に向かう節子。だがまゆみは全く光太郎に未練がない様子で、節子は拍子抜けしてしまう。その日の深夜。節子はミカ(さとう珠緒)に、お見合いで結婚を決めたセツには“恋愛のせつなさ”はわからないと言われ、節子は反論できずにいた。翌日。絹枝(いしだあゆみ)から呼び出しを受けた光太郎と節子。絹枝は、結婚式の費用くらい多少オーバーしても構わないと言うのだった。あまりに障害がないことにショックを受け、全然盛り上がる感じがしないと言い出す節子。そんな節子に、周囲は、障害がないのはいいことだと言い含めるのだった・・・。
お見合い結婚、9話のあらすじ
事故から間一髪で自分を救った男(加勢大周)に運命を感じた節子(松たか子)。男は中村総合病院の御曹子の医師、中村ワタルだった。ワタルも節子に運命を感じ、節子を家に高級車で送り届ける。その場面を目撃してしまった光太郎(ユースケ・サンタマリア)。節子は事故から助けて貰ったのだと弁明するのだった。数日後、節子はワタルからデートに誘われ、恋に落ちたことを告白される。ワタルとは高校時代にも実は出逢っており、これは運命的な再会だと思ってしまう節子だった。だが、やはり光太郎を裏切ることは出来ないと考えた節子は、ワタルとの次のデートの時、自分には婚約者がいることを告げる。ところがお見合いで結婚を決めた節子を信じられないとワタルが言い出したため、節子は猛然と反論し・・・。
お見合い結婚、10話のあらすじ
ビッグイーストカンパニーから具体的な打診を受けた光太郎(ユースケ・サンタマリア)。一方、節子(松たか子)は、ワタル(加勢大周)から再三のアプローチを受けながらも、光太郎以外の人とは結婚しないと断言するのだった。ある日、光太郎の会社にワタルがやってきて、ロビーに光太郎を呼び出した。その様子を、光太郎のために弁当を持ってきた節子は、大畑(窪塚洋介)と田沼(今井雅之)と共に陰から見守る。だが光太郎はワタルの熱い想いにタジタジで、節子を幸せにする自信があるのかという問いにもロクに答えられない。がっくりし、海山物産を後にする節子。そして休日の日。中谷家に勢揃いしたいつもの面々の前で、光太郎は、海山物産を辞め、ビッグイーストカンパニーに移りたいということを宣言。一同、唖然とし・・・。
お見合い結婚、11話のあらすじ
光太郎(ユースケ・サンタマリア)に結婚できないと言われショックを受けた節子(松たか子)は、実家へ赴き、光太郎の転職がその理由だったことを初めて知る。その晩、光太郎に会った節子は、光太郎から、ビッグイーストカンパニーで一人前になるまで待っていて欲しいと言われる。今結婚したいのだと主張する節子だったが、光太郎の感触は芳しくない。後日、光太郎の母・里子(岩本多代)も交え、いつもの面々が揃った中谷家。婚約解消に話が傾きかけた時、節子は「本当にアタシと結婚する気はもう全然ありませんか?」と光太郎に問いかけた。そんな節子に光太郎は「すみません」と一言。愕然とする節子だった。数日後。節子不在のまま、大畑(窪塚洋介)、田沼(今井雅之)、ミカ(さとう玉緒)、恭子(川原亜矢子)が揃い、光太郎の送別会が開かれた。そこに遅れて現れた節子。送別会の帰り道、節子は指輪を光太郎に返し・・・。
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