元はアメリカで制作、放送された「大草原の小さな家」シリーズ。NBC(National Broadcasting Company)の製作で、1974年から1982年まで、全9シーズンにわたって放送。シリーズ2作品目。
原作がローラ・インガルス・ワイルダー。大きな森の小さな家 (Little House in the Big Woods)。その幼年期の体験に基づいた、西部開拓時代のアメリカ(1870年代から1880年代にかけて)を舞台にした半自叙伝的小説。
日本では1975年から1982年にかけて放送。毎週土曜の18時(最初期は火曜の20時)

流石の私でもリアルタイムで見た記憶はないわね。(生まれてはいたけど)改めて見てみたけど、涙あり笑いありの「家族」がテーマの素晴らしいドラマ。子供と一緒に見るのが時代背景など楽しめて良いかもね。
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大草原の小さな家はシリーズとしてFODで配信されています。1870年代から1890年代の約10年間を描くと膨大な量になります。他のシーズンを合わせてもかなりの量ですね。
大草原の小さな家 第2シーズンは全22話。
- 大草原の小さな家 第1シーズン
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- 大草原の小さな家 第3シーズン
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- 大草原の小さな家 第5シーズン
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- 大草原の小さな家 第8シーズン
- 大草原の小さな家 第9シーズン
- 大草原の小さな家 SP

小学生くらいの子供に、変なyoutubeを見せるくらいなら、こういったドラマを見せていた方がなんぼかマシだね。NHKも再放送を積極的にしてくれればよいのにね。
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大草原の小さな家 第2シーズン、1話のあらすじ
父さんはハンソンさんの製材所で働いていましたが、今日で仕事は一区切りです。父さんも母さんもやっとお金が入るのでほっとしています。町の大会社からの注文で支払いは納品後という契約なので、この2ヶ月というものハンソンさんも収入がなかったし、当然父さんの手間もおあずけになっていたのです。日用品はオルソンさんの店でツケで買っていましたがそれももう限度でした。卵を売りに行った母さんはオルソン夫人のしつこいいやみについかっとなり、週末には全額耳を揃えて払うと言い切ってしまいます。ところが注文主の会社が倒産し、週末もらえる予定だったお金も入らないことになります。オルソンさんに事情を話しに行った父さんはオルソン夫人のあまりの態度に、もう絶対ツケでは買うまい、借金は出来るだけ早く返そうと決心します。父さんは馬小屋の掃除や排水溝の工事とかの仕事を見つけますが、それだけでは大したお金にはなりません。母さんと子供たちは相談して、メアリーが仕立屋のウイプルおばさんのところへ働きに行くことにします。学校からの連絡やうちの手伝いは全てローラの役です。母さんは今まで父さんがやっていた畑の仕事もやるのです。ローラはネリーやウイリーに父さんの悪口を言われたり辛い思いもしますが、みなが力を合わせて父さんを助けたので、借金は思ったより早く返せることになりました。みんなで稼いだんだからみんなで払いに行こうという父さんの言葉で、ローラたちは日曜日のドレスでオルソンさんの店へ出かけます。さすがのオルソン夫人も父さんがお金を返すと急に愛想がよくなります。馬車で帰る一家を送りに出たオルソンさんは父さんに言うのでした「愛情は宝だ、だから君は大変な金持ちだ」と。
大草原の小さな家 第2シーズン、2話のあらすじ
メアリーの成績が急に落ち、父さん母さん、ビードウル先生みんなが心配します。間もなく年に一度の歴史の選抜試験ですが、これで良い成績が取れないと留年にもなりかねません。ネリーはメアリーに同情するどころか自分の成績の良いことを自慢するのでローラは口惜しくてなりません。夜遅くまで机にしがみついているメアリーを見て父さんは手伝ってやろうとしますが、この時初めてメアリーの視力がひどく落ちていることを発見します。マンケイトの眼医者バーク先生がメアリーの目を診察し、眼鏡を作ってくれました。かけてみてメアリーは驚きました。何もかもはっきり見えるのです。マンケイトからの帰り道、メアリーは元気にはしゃいでいました。世界が新しく見えると言って。眼鏡をかけて学校へ行ったメアリーをネリーとウイリーはからかいます。ネリーはビードウル先生を例にとり、眼鏡をかけている人は結婚してくれる男性もいないのだと意地悪く言います。大きくなったらビードウル先生のような先生になりたいと思っているメアリーはショックでした。メアリーは眼鏡を外し木のうら隠し、父さんたちには無くしたのだとだと言います。眼鏡のおかげで再び出来の良い生徒になったメアリーでしたが、これで選抜試験を受けても良い点を取れる望みはなくなりました。試験の当日の昼休み一人の青年がビードウル先生を訪ねてきます。メアリーが教室に行くと二人はキスをしていました。メアリーは驚きますが、その男性は先生のフィアンセだと分かります。ネリーの言った事はやはりでたらめでした。眼鏡をかけていても先生は魅力的だし、素敵な恋人もいるのです。
大草原の小さな家 第2シーズン、3話のあらすじ
ウォルナット・グローブに銀行が出来ます。父さんはお金を借りて畑を増やそうと考えますが、銀行家のスプレーグさんの冷たく意地悪な態度に感情を害します。母さんも腹を立てています。教科書を買うためのお金を一般から寄付してもらうことに学校で決めたので、母さんはスプラーグさんにも頼みに行ったのですが、けんもほろろの扱いをうけたのです。その頃ローラはいつも行く釣り場でおじさんと知り合います。初めは冷淡だったおじさんですが、ローラが魚の餌をあげたことから仲良しになります。ところがある日、そのおじさんが悪名高いスプレーグさんだと分かります。しょんぼりして釣り場に行ったローラはスプレーグさんに黙っていた事を責めますが、スプレーグさんの方が金融を申し込んできた男の娘と知り、わたしに近づいたのは金を引き出そうと言う下心があったからだと激しくローラをののしるのでした。父さんは傷づいたローラを慰めます。翌日銀行に行った父さんはスプレーグさんに怒りをぶつけるのでした。友だちなど必要ないと言ってきたスプレーグさんですが、ローラと一緒に釣りをしてほんとはとても心が慰められたのです。ようやく自分のかたくなな態度を反省するのでした。運送屋さんが教室に大きな箱を運び込みます。中には本がぎっしり入っています。その送り主がスプレーグさんだと直感したローラはいつもの釣り場にかけつけます。そして二人の間には友情が戻りました。ローラたちの家でくつろぎ、キャリーとふざけ合うスプレーグさんは今までのスプレーグさんと別人のようでした。
大草原の小さな家 第2シーズン、4話のあらすじ
父さんはバット作りに一生懸命、ローラもわくわくしています。スリーピーアイの町のチームと野球の対校試合があるのです。母さんは機嫌があまりよくありません。きたない言葉でどなったり、やじったりするゲームは好ましくないと考えているのです。毎年負け放しのウォルナットグローブですが今年はいいピッチャーが見つかりました。ジャバダイアおじさんです。にわとりを襲うノスリを石で打ち落とすおじさんの腕を父さんが見込んだのです。さあ今年は勝てるかもしれません。ところがそこへスリーピーアイのピッチャー、スリック・マクバニーがやって来て“賭け”を提案します。オルソン夫人など真っ先に乗りますが俄然憤慨したのはジャバダイアおじさんのマーガレットおばさん、主人はそんな試合に出場させませんと云い出す始末、みんな困ってしまいます。土曜の婦人会の集まりで母さんは言います、賭けで儲けたお金でも教会に寄付すると言うような有益な使い方もあると。結局マーガレットおばさんも納得し、おじさんの出場は決まります。さあ日曜日。試合開始、ジャバダイアおじさんのピッチングは冴え、敵はこれをつぶそうと卑劣な手を使ったりします。そして最終回、点差は開きもう希望はないように見えました。でもツーアウトのあとオルソン、ベイカー、エドワーズと続いて塁に出ます、次の打順は父さん。みんなの期待にこたえ父さんは打ちました。次々とホームにかけこみついに逆転勝ち!ウォルナットグローブは湧きに湧きます。母さんもどうやら野球嫌いの考えを捨てたらしくもう来年の試合の話などしています。
大草原の小さな家 第2シーズン、5話のあらすじ
丘の上のゆうれい屋敷の住人はエイモス・パイクという老人。オルソン夫人は疫病神と呼んで気味悪がっています。ある日パイクさんが留守のときローラはジャックを連れこのうちに近づきます。うちの中はほこりだらけクモの巣だらけの荒れ放題。でもそこには美しい女性の肖像画があります。一体誰なのでしょう・・・。そこへ戻ってきたパイクさんはひどい見幕でローラを追い出します。ローラはつい「意地悪でわからずやのおじさん!」と言ってしまいますが、すぐに後悔し翌日あやまりに行きます。はじめは機嫌の悪かったパイクさんもローラの子供らしい好意に満ちた言動に心を開き、二人で大掃除にかかります。パイクさんの話だと肖像の女性はミス・リリー・ボードウィンという名で、マンケイトの劇場に出ていた時にパイクさんと結婚したのでした。でもここの淋しさに耐えられず、しばらくしたら戻るという約束で舞台に戻ったのだそうです。ローラはすっかり同情し、早くミス・リリーが戻ってきたらいいのにと思うのでした。父さんとマンケイトに行く機会の出来たローラは早速劇場に出かけます。ところがミス・リリーは二十年前にコレラで死んだというではありませんか。がっかりしているローラを父さんは慰めます。生きているものはみんな死ぬんだ、死は悲しいけど信仰があれば乗り越えられると。パイクはローラの話を全部まで聞かず、死んだなんて嘘だと叫びます。パイクさんは分かっていながら認めることが出来ないのでした。ローラは何とかパイクさんの心を安らかにさせてあげたいと考えます。そしてパイクさんのうちの木のうらに聖書を置きます。次の日、聖書は消えていました。パイクさんはローラがしるしをつけた個所を何度も読んだのですが、信仰を持たないパイクさんには何をどう信じたらいいのか分かりません。でもリリーが天国にいてまたそこで再会出来るのなら何でもすると言うパイクさんです。ローラとパイクさんは次の日曜教会で会う約束をしました。
大草原の小さな家 第2シーズン、6話のあらすじ
ようやく春です。「春のダンス」もあと一週間後。でもローラはまだパートナーの男の子が出来ません。誘ってほしいと思うヘンリーはとても恥ずかしがりの男の子なのです。がっかりしているローラをグレイスおばさんが「あたしも仲間よ」と慰めます。母さんはグレイスおばさんに入れ知恵します。他の男性と仲良くする振りをしたらきっとエドワーズさんがやきもち妬いてダンスに誘ってくれると。この話をそばで聞いていたローラは早速ウィリーをビー玉で買収し、にせのボーイフレンドに仕立てヘンリーの気を引こうと作戦を立てます。でもこの作戦はうまくいきません。もうチャンスはあした限り・・・。一方グレイスはドクターと仲良くする振りをしてエドワーズに見せつけますが、エドワーズは機嫌を悪くしただけでこっちも思ったような効果は上がりません。ローラから事情を聞いた父さんは、昔のことを母さんに思い出させるのでした。母さんはグレイスおばさんに教えた手で父さんの心を引くことに成功したと思い込んでいたのですが、事実は途中で父さんが怒り、母さんが全面的に誤ってダンスに連れて行ってと頼んだのでした。人間の記憶は当てにならないし、自分に都合の悪いことは忘れやすいようです。母さんはグレイスとローラにその事実を話します。結局ローラはヘンリーに、グレイスはエドワーズに、今までのやり方を告白し、ダンスに連れて行ってほしいと頼むのです。「春のダンス」はまっさかり、ごたごたも解決し、みんな楽しそうに踊っています。
大草原の小さな家 第2シーズン、7話のあらすじ
ローラたちは池に捨てられた子犬三匹を助けます。とてもかわいいのですがうちでは飼えません。そこで学校に行ってほしい子を探すことにします。でも、かわいがってくれるうちというのが第一の条件です。そんな頃ローラたちの良き隣人のジュリアおばさんが病気で余命いくばくもないことが分かります。深い信仰を持つおばさんは神の選択を喜んで受ける心の準備をするのですが、心配はあとに残る三人の子供のこと。おばさんは父さんに頼みます、「あたしが生きている間に子供たちに第二の家庭を見つけられなかったら、あなたが見つけてやってほしい」と。神の召しは予想より早く、ジュリアおばさんは子供たちに心を残しながら亡くなります。雨の中の埋葬式で、父さんは何とか子供たちが幸せになれるような家庭を見つけたいと思うのでした。
大草原の小さな家 第2シーズン、8話のあらすじ
ジュリア亡きあと、父さんは三人の子どもの引き取り先を探します。ジェイソン夫妻は男の子二人がほしいと言ってきますが父さんはことわります。三人を引き離す事は出来ないと考えたからです。四週間たちましたが三人を引き取ろうといううちはありません。子供たちはグレイスとエドワーズが親身に世話をやいているので心配ないのですが父さんはあせります。そこへオルソン夫人にいとこのミス・ファンズワースからアリーシャをほしいという申し出がありました。ミス・ファンズワースはミネアポリスのお金持ちで、アリーシャを大事に育て後継ぎにしたいというのです。父さんは考え悩みました自分が金持ちでない事を初めて口惜しく思いました。金持ちなら三人を自分で引きとれるのです。とうとう思い切って二人の男の子をジェイソンにアリーシャをミス・ファンズワースに渡すことに決めました。これを知ったローラは父さんに腹を立て傷つけるような言葉を吐きます。でも母さんに父さんがどんなに一生懸命努力したか、どんなに辛い思いをしたかを聞かされ、自分の軽はずみな判断を反省するのでした。引き取り先へ行くのは感謝祭の日と決まりました。教会の式のあと、ジョンとカールは遠くへ行く小さな妹アリーシャを慰め力づけ、ミス・ファンズワースのもとに行かせようとしますが、このときエドワーズが「それはいかん、子供たちはやっぱり引き離してはいかん」と呼びます。そしてその場でグレイスにプロポーズし子供たちを引き取ることを決めました。三人の子供連れの結婚式はすでにあたたかいすてきな家庭を予想させるものでした。
大草原の小さな家 第2シーズン、9話のあらすじ
ローラたち一家はキャンプ旅行に行くことになります。父さんは釣りが目的、ローラとメアリーは学校へ出す植物標本の採集が目的。これを知ったオルソン夫人、負けてはならじと夫をけしかけ、ネリーとウィリーをキャンプに同行させようとします。父さんは快く承知しますが、出発の朝になってオルソン夫人もいっしょに行くと聞いて頭に来ます。「あの女性が行くなら旅行はとりやめだ」と怒る父さんも子供たちのことも考え、気をとり直し、一行は出発します。途中遅れがちなオルソン夫妻のために休憩しますが、ここでメアリーはうるしを見つけます。それはだめだと止めるメアリーの言葉も聞かずウィリーはうるしを採集していきます。ようやく川のそばのキャンプ地に着きました。夕食のあとメアリーは、ウィリーとオルソン夫人がうるしをさわっているのを見てはっとしますが今さらどうしようもありません。翌朝母さんは二人のうるしにかぶれた患者に白い薬を塗ってやります。ローラとネリーは川岸で一緒に採集していましたが、ネリーが足を踏みすべらし、助けようとしたローラも一緒に川に落ち、木につかまったまま流されます。ローラは泳げますが、泳げないネリーは泣いたり悲鳴をあげたりするばかり・・・。急流でもまれてひどい目にあいますがようやく浅瀬にぶつかり岸に辿り着くことが出来ます。そして探しに来た父さんたちと一緒にみんなが待つキャンプに戻りました。さて、学校で植物標本の最優秀賞発表の日。ウィリーとネリーが選ばれました。名前を呼ばれ前にすすみ出た二人の顔は真っ白け。うるしかぶれでした。
大草原の小さな家 第2シーズン、10話のあらすじ
釣り友だちのジョナと川へ行ったローラは水の中に光るものを見つけます。歴史でゴールド・ラッシュのことを習ったばかりのローラはこれを砂金と思い込みます。ローラとジョナはこの差金を二人きりでこっそり集めようと計画を立てます。ゴールド・ラッシュの時は金(きん)目当ての人々が押し寄せ盗みや殺し合いが横行したと聞いたからです。金を取りながらローラの夢はふくらみます。お金持ちになれば父さんに大きな家を買ってあげられる、母さんに好きな買い物をしてもらえる、自分たちもきれいなドレスが着れる、いつも威張っているネリーにだって大きな顔が出来る・・・・・・。何やら勘付いた様子のネリーたちの尾行をうまく巻いて、二週間もかかって集めた金は荷車一杯分にもなりました。二人は銀行に運びました。でもスプラーグ(スプレイグ、スプレング)さんは袋の中身を見ると気の毒そうに、これは金ではない黄鉄鉱だと云います。これは価値はないのです。がっかりして川の岩の上にすわり込んでいるローラのとこへ、スプラーグさんから話を聞いた父さんが来ます。そして言うのでした。ローラは金よりすてきなものを家族にプレゼントしてくれたのだと。ローラの愛情や思いやりの心は世界中の金を集めたって買えるものではないのだと。
大草原の小さな家 第2シーズン、11話のあらすじ
間もなくオルデン牧師の誕生日です。日曜学校の生徒たちで聖書をプレゼントすることになり、会計係のメアリーが全てを任されます。メアリーと二人でカタログを見るうちに、ローラは三ドルの立派な聖書をプレゼントできたらと思い始めます。でもお金は一ドル六十八セントしかないのです。ローラは同じカタログに“ドクター・ブリスキンの薬を売れば収入大”とあるのを見つけ、これに投資して儲けようとメアリーにせがみます。しぶっていたメアリーもとうとう根負けして薬を注文します。届いた薬を二人は手分けして売り歩きますが、買ってくれる家はありません。哀れっぽくしたら同情して買ってくれるだろうとローラは古い袋をまとって売りに出かけたりしますが効果は上がりません。だんだん日が経ち、もし薬が売れたとしても誕生日までにプレゼントを用意する事はもう無理になります。二人は困ったあげく、その当日は仮病を使うことにします。でも父さんは二人の仮病にすぐ気づき、なぜ教会に行きたくないのか聞きます。わけを聞いた父さんは隠し通すことは出来ないのだと二人を教会へ連れて行きます。まだ人の集っていない教会で、二人は泣きそうになりながら一生懸命ありのままオルデン牧師に話します。自分のしたことの責任は自分で負うものだと父さんに言われたからです。その日のオルデン牧師のお話は愛の贈り物についてでした。そして薬が入っていた箱をみんなに示し、日曜学校の生徒たちから自分の聖書を入れるのに丁度いいケースを贈られたといって、メアリーとローラの立場を救ってくれました。
大草原の小さな家 第2シーズン、12話のあらすじ
エドワーズ夫婦に引き取られた三兄弟は幸せそうですがジョンだけがまだ義理の父親になじめない様子です。エドワーズの方も本ばかり読んでいるジョンは気になる存在でした。ジョンの誕生日にエドワーズは新型のライフルをプレゼントしますが、ジョンにとって動物を殺すなんてぞっとすることでしかありません。しかし、森の中の楽しさ狩りの楽しさを分け合う事で親子の絆を深めようと考えたエドワーズは、ジョンを連れ狩りに出かけます。森の中で休んでいる時、ジョンは自分の気持ちを手紙に書いてエドワーズに渡しますが、字を読めないエドワーズは読む振りをしただけでポケットに押し込んでしまいます。自分が心を込めて書いた手紙に反応を示さないエドワーズを見て、ジョンは自分が嫌われていると思い込んでしまいます。そのあと森を歩いていると、不意に大グマが襲いかかり、エドワーズは重傷を負います。出血多量で今夜が峠ということでした。ジョンは責任を感じていました。エドワーズが襲われた時呆然と突っ立っているだけで、クマを撃てなかったからです。“ぼくは男じゃない、意気地なしだ”ジョンは自分を責めます。明け方、エドワーズは正気づき回復のきざしを見せます。父さんはジョンに知らせようとしますが姿が見えず銃もありません。ジョンは森の中にいました。鹿が目の前に来ましたがどうしても撃てません。そこへ父さんが探しにやって来ました。父さんの話からエドワーズが自分を愛していること、そして字が読めないことを知ったジョンは自分の思い違いに気づくのでした。うちに戻ったジョンは、目覚めたエドワーズに自分の書いた手紙を読んで聞かせました。聞くうちにエドワーズの目は涙でいっぱいになります。ジョンが心から自分に気に入られる息子になりたいと思っていることが分かったからです。二人は初めてほんとうの親子のように抱き合うのでした。
大草原の小さな家 第2シーズン、13話のあらすじ
今度よそから移って来たジェイソンという男の子をローラもネリーも好きになります。科学が得意なジェイソンは、今日も雷の音に野原に飛び出します。フランクリンの実験を再現しようというのです。雷と雨の中をローラは一生懸命に手伝い、ジェイソンと仲良くなります。ところがネリーのほうは珍しい蓄音機を手に入れてジェイソンを誘います。ローラは蓄音機につられて行ってしまったジェイソンを見てがっかりしますが、気を取り直して母さんのゆでだんごをご馳走するからとジェイソンを夕食に招きます。これを知って口惜しがったネリーは蓄音機を使って仕返しをしようと思いつきます。ネリーはローラにやさしくし、自分の部屋に誘い、ジェイソンのことを喋らせます。自分の話をウイリーがこっそり録音していることなどローラは知らなかったのです。翌日ネリーは学校へ蓄音機を持ってきてみんなに見せますが、ネリーがハンドルを回すと聞こえてきたのはジェイソンを好きだと言っているローラの声でした。傷つけられたローラは教室を飛び出します。二度と学校へ行けないとまで思いつめたローラですが、父さんやメアリーに慰められ思い気持ちながら翌日も学校へ向います。教室に入ると黒板にハートの絵とジェイソンとローラの名が書かれていました。先生はやった人は名乗り出て謝りなさいと怒りますが誰も黙っています。そんな時ジェイソンが立ち上がりました。そして「ぼくがやりました。ほんとの事です」と言うではありませんか。犯人が誰にせよ、このジェイソンの男らしい態度は先生も喜ばせたし、ローラにはこの上ないプレゼントでした。だってジェイソンもローラを好きだったことがはっきり分かったのですから。
大草原の小さな家 第2シーズン、14話のあらすじ
メアリーはミネアポリスに州の主催する数字の試験を受けに行く事になります。各地区の代表が集って行われる試験で、これに一等を取れば大変な名誉です。旅費も町の援助で出ることになり、母さんとメアリーは出発します。ローラはみんながメアリーのことで大騒ぎするのでやきもちをやきますが、父さんと母さんがローラはもうお姉さんだから、留守の間家のことを一切任せると言われ機嫌を直します。キャリーの世話から料理作り、掃除洗濯までローラの仕事です。コーヒーを吹きこぼしたり、パンケーキをこがしたり、失敗もありますがローラは一生懸命です。夜は母さんのように父さんのシャツを縫い始めたりするので父さんはくすぐったそうです。一方メアリーはホテルのベッドに横になったものの、明日の試験を考えると眠れません。ハンソンさんや先生の“町の名誉になることだから”とか“メアリーならきっと町の名を上げてくれる”などという言葉が耳についてはなれません。翌日試験場に行くと各地からの受験生があふれています。この中で一番になれるでしょうか・・・。試験開始。難しい問題が沢山あります。メアリーはお昼のサンドイッチも喉を通りません。やっと試験は終りました。でも開放感より一番になれなかったらどうしようという心配がメアリーの心を占めています。さて翌日は結果発表。一等賞はメアリーと同じ名前の女の子、メアリーは二等でした。立派な成績だと母さんに力づけられてもメアリーの心は晴れません。メアリーたちの乗った乗合馬車がオルトナット・グローブに入ると楽隊の声が聞こえてきます。なんと町の人たちがみんな集まっているではありませんか。メアリーは泣きそうになります。みんなが一等を取ったと勘違いしているのかと思ったのです。でも町にはすでにニュースが入っていました。メアリーが精一杯やってくれたことが何よりのおみやげだというハンソンさんの言葉にメアリーにもやっと笑顔が戻りました。
大草原の小さな家 第2シーズン、15話のあらすじ
ローラたち一家は週末にターンブル養豚所からみどり池に回り小旅行を楽しむ予定でしたが、オルデン牧師が新しい教会の資金集めにバザーを開くことになり、パイ焼きを母さんに頼みにきます。引き受けたら母さんは旅行に行けません。結局牧師がパイをとりに来た馬車で母さんをみどり池に送る事で話し合いがつきます。土曜の朝みんなは出かけて行きました。母さんは一生懸命パイ焼きです。焼きあがったパイは風通しの良い外の棚に並べます。働きながら母さんはなぜか辛そうな様子。どうやら馬車を降りる時ひっかけた足の傷のせいのようです。その夜はどしゃ降りになりました。母さんは外に出た手を小屋に入れようとした時、気を失って倒れてしまいます。雨にうたれやっと正気づいた母さんはよろめきながらようやく家に入りますが、足の傷はひどく腫れています。その夜、母さんは熱と痛みのために苦しみます。日曜の朝オルデン牧師がパイを取りに来ますが、ノックの音にも母さんは起き上がれません。声も出ません。留守と思った牧師はパイを持ってバザーに行ってしまいます。母さんには今分かっていました。足の傷は手術しなければならないのです。母さんは聖書を読み、そこから助言を得ようとします“足があなたをつまづかせるなら切り捨てよ”母さんはナイフを出し、思い切って自分の足をきったのです。その頃みどり池で遊んでいた父さんたちのところへオルデン牧師が寄ります。母さんが留守と聞いた父さんは不安にかられ、一人先にうちに戻ります。家へ駆け込んだ父さんの目に床に倒れている母さんの姿がとび込んできました。ローラは泣いていました。母さんがとても悪いみたいだからです。父さんも祈り明かしました。夜明け頃、目を閉じたままの母さんの手が父さんの手を探しあてました。ドクターは言いました“もう大丈夫”と。そしてみんなの顔に笑顔が戻りました。
大草原の小さな家 第2シーズン、16話のあらすじ
カールは汽車に憧れています。乗れなくても近くで実物を見たいのです。ちょうど父さんとエドワードさんがスプリングフィールドに行く事になっていたのでチャンスです。ローラとメアリーの協力でカールは一緒に行けることになりました。もちろんローラたちも父さんを説き伏せます。三人は機関車を見たあと、誰も乗っていない車掌車に乗り込みます。物珍しそうに中を見ているうちに連絡器が外れ車輌は走り出します。三人はびっくりしますが、線路際でこれを見た駅員も驚き、大騒ぎで町の人たちに知らせます。ずっと下り坂のため暴走した車輌はぐんぐんスピードを増し、飛び下りようにも不可能です。駅では途中のタワー・ジャンクションの信号所に連絡して登り坂になるマンケイト線に入れるようポイントを切り換えてもらうことにしますが、電信が通じません。ポイント係りは外で飲んだり洗濯をしているのですから応答があるはずがありません。一方スリーピーアイからは二十一分後に臨時列車が出る予定です。ポイント切り換えが出来ずに暴走車輌が突っ走るとこの列車と衝突です。ところがスリーピーアイの電信も連絡不能です。父さんとエドワーズさんはそれぞれスリーピーアイとタワージャンクションへ馬を走らせることにします。エドワーズさんがタワーにかけつけようやくポイント係りが作業にかかりますが、一瞬遅く車輌は通過してしまいます。しかも父さんがスリーピーアイにかけつけた時、臨時列車は定刻より早く発車した後でした。父さんは馬で必死に列車を追います。ようやく機関車まで辿り着いた父さんは汽車を止めろと頼みますが、子供たちの乗った車輌はもうそこまで来ています。列車は急ブレーキをかけバックしますが、衝突は避けられない状態です。でもようやく連絡に成功し、暴走車輌も無事に止まりました。父さんと子供たちが抱き合うところへエドワーズさんも息を切らして駆けつけ、みんなの無事を喜ぶのでした。
大草原の小さな家 第2シーズン、17話のあらすじ
学校には大きな男子生徒が数人いますが、ビードウル先生はこの扱いに少々てこずっています。何しろ体は先生よりずっと大きいし、注意を与えても聞こうとしないのです。学校の委員会は相談の結果、男の先生を迎えることにします。やって来たのは厳しいうえに意地の悪い先生でした。この先生に目をつけられたローラは災難です。定規でぶたれたり、黒板一杯に字を書かされたり、しまいには先生のカバンにインクをこぼした犯人と決めつけられ退校処分を申し渡されます。ローラは父さんのとりなしで学校に戻りますが、この先生はまたまた罰を加えようとします。丁度学校に来合わせた父さんはこの現場を見て憤慨し、委員会にこの問題を持ち込みます。先生は自分を正当化しようといろいろ言いたてますが、それはかえって委員たちに自分の異常さを印象づける結果となりました。この先生はどこの学校でも問題を起こしてきたようです。また優しいビードウル先生が戻ってくれることになりました。大きな男の子たちも今では無茶な行動をつつしむようになりました。誰かが授業中にいたずら騒ぎを起こそうとしても、みんなに白い目で見られるだけなので拍子抜け、いい生徒にならざるをえないような雰囲気です。そんな様子を見て先生もローラもうれしそうです。
大草原の小さな家 第2シーズン、18話のあらすじ
今年は豊作だったのですが、採れすぎのため小麦の相場が暴落し、他に仕事を探さなければやっていけない状態になります。父さんとエドワーズさんは鉄道の運搬作業に応募します。十日で百ドルという高い報酬ですが、運ぶものがなんとニトロです。ニトロの仕事とは知らないで送り出した母さんとグレイスおばさんは、手紙に同封されてきた生命保険証書を見てびっくりしましす。でも無事を祈って待つしかありません。ニトロを積んだ二台の馬車を2人ずつで運ぶのですが、ニトロは衝撃に弱いので一人が馬車の前を歩き道を平らにして行きます。父さんとエドワーズさんの組は息が合うのが当然ですが、もう一台のほうは黒人のヘンリーと黒人嫌いのマーフィが組んだので、いろいろとトラブルがあります。ニトロでみんなの神経がぴりぴりしているのに、マーフィは何かというとヘンリーに突っかかるのです。父さんがマーフィを厳しくたしなめることもありました。途中大木が倒れていたため急な坂を必死の思いで上がらなければならなかったり、温度が上がったニトロを冷やす水がないことから芸氷を踏む思いをしたりしますが、ようやく大きな池に辿り着きます。みんなほっと一息です。この先は楽な道で、あと二日でこの恐い旅も終るのです。一発の銃声がみんなを驚かせました。親子の山賊です。でもエドワーズさんが巧みにニトロでおどし二人を退散させます。さあ帰りの汽車が入って来ました。あとは懐かしい我が家をめざすだけです。
大草原の小さな家 第2シーズン、19話のあらすじ
若く美しい未亡人エリザベスのところで古い陶器を見たメアリーは、それを母さんにプレゼントできたらと考えます。しかし値段が高いため、父さんは首を縦に振ってくれません。一方で父さんは、エリザベスの家のドアや腰板を修理する代わりに陶器をもらう約束を交わし、母さんたちには内緒にして後で喜ばせようと考えます。ところがこれが誤解のもとになり、メアリーとローラは父さんがエリザベスに心惹かれているのではないかと心配します。製材所の仕事と掛け持ちで働く父さんは大忙し。母さんと話をする間もないほどです。そんなとき父さんとエリザベスのことを憶測したオルソン夫人にお節介なことを言われ、猜疑心に悩まされる母さん。今日こそ父さんと話し合おうと思っていたところへ、帰ってきた父さんに外へ連れ出されます。そこには樽があり、中にはたくさんの素敵なお皿が・・・。母さんはうれしさのあまり、思わず父さんに跳びつくのでした。
大草原の小さな家 第2シーズン、20話のあらすじ
アメリカ独立100周年の記念日が近づき、活気が満ちてきたウォルナット・グローブの町に更なる明るいニュースが飛び込みます。新しく14本の道路が作られるというのです。住民たちは町の発展や将来の希望に沸きつつありました。ローラとメアリーはお祭りに向け、国旗を作りたいと言い出し、毎日制作に精を出します。しかしそれも束の間、にわかにそのお祭りムードが翻えし、町全体が騒然とし始めることが起きたのです。州が市民に対して、道路整備負担金と称して否応無く増税を強いたのです。4ヶ月前に町に引っ越してきたばかりのロシア出身のピヤタコフは負債付きの土地を購入していたのが災いして7年分の固定資産税を要求され、土地の売却を余儀なくされ、新たに住む場所を探すため町を後にすることになります。増税に憤りと脱力感いっぱいのチャールズは、その話を聞いて、最後のお別れにピヤタコフに会いに行きます。そこでチャールズは彼の前向きな姿勢、アメリカの自由を賞賛する胸のうちを聞いて、心が洗われ、それまでの自分自身を恥じ、独立100周年のお祝いすることを決心するのでした。
大草原の小さな家 第2シーズン、21話のあらすじ
ウィプルおばさんの息子グランビルが、南北戦争後12年ぶりに故郷へ帰ってきました。音楽の個人教授を始めた彼は、ある日戦死した親友ロイの妻とその息子ダニーに会い、ショックを受けます。眠れないグランビルは、モルヒネの力を借りるようになり、しまいには診療所から盗むように。何とか立ち直らせたいと息子を説得するウィプルおばさんに、グランビルは初めて自分の心の傷を告白します。彼は砲撃の最中ロイを振り切って逃げ出し、それで生き延びたのでした。砲弾の静まった後に戻ったグランビルは、息を引き取る寸前のロイを見ます。友を捨てて生き残り、勲章まで受けた・・・。この罪の意識がずっとグランビルをさいなんできたのでした。すべてを話し終わり、心の重荷を下ろしたグランビル。翌朝、診療所へ着いたドクターは、中が荒らされているのを見てグランビルを訪ねますが、彼の姿はありません。馬車で探しに出た父さんとウィプルおばさんが見つけたのは、木の下に倒れているグランビルの姿でした。ようやく安らぎの地へ辿り着いたこの兵士を送る墓地に、ダニーの吹くラッパが響いていました。
大草原の小さな家 第2シーズン、22話のあらすじ
ある夜、大旋風がローラたちのうちを襲います。みんな土手の横穴小屋に避難しますが、夜があけて外に出てみると納屋はメチャメチャ、子牛やにわとりも死んでいました。その上収獲をひかえた畑は全滅です。父さんの落胆は大きく、もうここではやっていけないと思いつめてしまいます。父さんは住みなれたプラムクリークをはなれ、故郷のウィスコンシンの森に帰ろうと決心します。エドワーズさんがとめても聞きません。ローラが頼んでも聞きません。急にふさぎこんだ父さんをそっと見つめる母さんもほんとはここに残りたいのです。父さんの土地が売りに出されるとすぐにマシュー・シムズという老人が妻と一緒に見に来ました。四十年前にこのプラムクリークに住んでいた人たちです。ここに戻るのが長い間の夢だったということでした。明日は書類にサインをする日。父さんは思いにふけっています。一時の感情にかられ気弱になって、この土地を捨てようとしたことが悔やまれます。そんな父さんに母さんは言うのでした。近くに土地を探してもう一度やり直しましょうと。一方、自分たちが四十年前にやったと同じ失敗をおかそうとしている父さん一家のことを考え、眠れないでいるマシュー老人に、妻のアンナは言いました、「あたしならいいのよ、どこに住んだってあなたと一緒ならそれで幸せ」と。翌朝老夫婦の馬車が「小さな家」にやって来ました。父さんからウィスコンシンに帰るのはやめたこと、引っ越し先が見つかるまで四、五日待ってほしいことなどを聞いたマシュー老人は、自分はもう年寄りだし、広い畑を一人で世話する自信がないので契約はやめたいと言い出します。父さんは驚きますが、同時にうれしくて飛び上がりたい気持ちでした。こうしてマシュー老人の思いやりのおかげでローラたちはまた我が家に落ち着けることになりました。
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