本格派ファンタジードラマ「魔術師マーリン」をネット動画で見ちゃおう

魔術師マーリン、配信動画

伝説に描かれ、またこれまで幾度となく出版・映像化されてきたマーリン像は、アーサー王の師であり立派なひげをたくわえた老魔術師だが、このドラマでは、マーリンとアーサー王は同い年の青年。

ひょんなことから若きアーサー王子の召使となったマーリンは、まだ半人前の魔術師として、表向きには魔術師であることを隠しながら、アーサーを支えていく。

毎回、悪だくみをもつ魔法使いが登場するが、アーサーとマーリンは反発したり、助け合ったりしながら、悪を撃退するうちに人間として成長し、友情と絆を深めていく。

本格派ファンタジーの魔術師マーリン。洋ファンタジー好きなら見逃すことのできない作品ですね。

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魔術師マーリン、1話のあらすじ

魔術師マーリン、1話

ウーサー・ペンドラゴン王の支配するキャメロットの都は、魔法を追放して20年目の祭典に湧いていた。その都に、宮廷医師ガイアスを訪ねて、ひとりの若者がやって来た。彼の名はマーリン。一見、何の変哲もない好青年のマーリンだが、彼には大きな秘密があった。それは生まれつき、魔法を自由に操れる能力だ。その特別な力故に、小さな村に居辛くなったマーリンを、母フニスは、人生の道案内役として、知り合いのガイアスに預けたのだった。自分に何故そんな力が備わっているのか、常に疑問を持ち続け、また、力を持て余して来たマーリンは、その答えをガイアスに求めるが、賢者ガイアスにも答えられない。そんなマーリンは、町でウーサーの息子アーサーと出逢い、その傍若無人な乱暴振りに腹を立て、相手を王子とは知らずに衝突、入牢騒ぎまで起こすが、アーサーは、自分を恐れないマーリンに、興味を抱くようになる。マーリンに興味を抱いたのはアーサーだけではない、ウーサー王の庇護下にあるモルガーナ姫付きの侍女グウェンも、マーリンの勇気ある態度に惹かれるものを覚え始めていた。そんなキャメロットに大いなる災難が訪れようとしていた。魔法使い狩りで息子を殺された母メアリーが、ウーサーへの復讐に、アーサー王子を殺そうと、祝宴に招かれた歌姫ヘレンになりすまし、宮殿に乗り込んできたのだ。祝宴の夜、宴会場で歌うヘレン、だがその歌には魔法の毒があり、一同は深い眠りに落ちる。ヘレンことメアリーの短剣がアーサーに振りかざされた時、ただひとり魔法にかからなかったマーリンが、メアリーを倒してアーサーを救う。感激したウーサー王は、息子の命の恩人への礼として、マーリンをアーサー付きの従者に登用する。驚くマーリンにガイアスは、アーサーを助けて働く、それこそがマーリンに与えられた天命だと諭す。それはまた、地下牢深くの洞窟に幽閉されていたドラゴンと密かに会ったマーリンが、ドラゴンから直接聞いた言葉とも一致していた。こうして、後に伝説の魔法使いとして世に知られるマーリンの、大いなる冒険の一歩が始まった。

魔術師マーリン、2話のあらすじ

魔術師マーリン、2話

キャメロットで毎年恒例の武術大会が開催され、全土から腕の覚えのある騎士達が集まってきた。3日間のトーナメントに勝ち抜いた者には金貨千枚が与えられるとあって、騎士達は大張り切り。そんな中に、前年度のチャンピオン、アーサーを脅かしそうなひとりの騎士がいた。その名もヴァリアント。3匹の毒蛇の描かれた盾を持つこの騎士、予想通り、1日目2日目と勝ち抜き、ウーサー王ばかりか、モルガーナ姫の関心をもひく存在となるが、実はその盾、魔法の盾で、描かれた蛇はヴァリアントの命令に従って実体化し、対戦相手に噛みついて、主に勝利をもたらすのだった。巧妙になされたトリックに誰も気付かない中、ひとりマーリンだけが魔法の盾に気付き、アーサーに報告する。なおも半信半疑のアーサーだったが、毒蛇に咬まれた騎士の命を救う解毒剤を作るため、マーリンがこっそり蛇の一匹の頭を切り落とし持参したことでようやく納得、父王にヴァリアントの不正を訴える。しかし、ヴァリアントがいち早く手を打ち、せっかく回復しかけた騎士を毒蛇に再び襲わせて殺したことから、証人不在と云うことで、訴えは通らない。それどころか、アーサーがヴァリアントとの対戦を恐れて、根拠のない訴えをしたと誤解され、アーサーの騎士としての面目は丸潰れとなる。怒ったアーサーは、マーリンの従者の職を解き、ひとり、孤独な決勝戦に臨む。マーリンは、何とかアーサーを救おうと、必死に魔法の呪文を勉強、闘技場に詰めかけた大観衆の目前で、ヴァリアントの毒蛇の実体化に成功、今やこれまでと開き直ったヴァリアントの猛攻をかわしたアーサーは、見事ヴァリアントを倒し、名誉を回復する。マーリンが従者に復職したことは云うまでもない。

魔術師マーリン、3話のあらすじ

魔術師マーリン、3話

キャメロットに疫病が発生した!人々は、皮膚が青白く、血管が浮き上がり、発症して24時間以内に、次々と亡くなっていく。ガイアスから、原因は黒魔術と聞いたウーサー王は、魔法使いを捜すため、町中の家の捜索をアーサーに命じるが、魔法使いは見つからない。マーリンを助手に、疫病の究明に当たったガイアスは、伝染の原因が町の飲料水にあることを突き止め、井戸の使用を禁止するが、病人の増加は止まない。そんな中、グウェンの父トムも疫病にかかり、悲しむグウェンの姿を見たマーリンは、つい魔法を使ってトムを治してしまう。喜ぶグウェンだったが、トムの回復を不審がったウーサーは、グウェンこそ魔女だと思いこみ、彼女を逮捕、火炙りの刑を宣告する。グウェンの危機に、魔法を使ったのは自分だと名乗り出るマーリンだったが、アーサーがとっさに機転を利かせ、グウェンに恋するマーリンが、彼女の身代わりになろうとしたのだとして、ウーサーをうまくごまかしてしまう。グウェンを、そしてキャメロットの人々を救おうと必死のマーリンは、ドラゴンに知恵を授けられ、モルガーナの協力も得て、アーサーを自らの計画に引き込むことに成功、疫病の元となった地下水源に赴き、黒魔術から生まれた怪物と対決、見事に葬り去る。疫病は去り、グウェンも疑いが晴れて釈放され、キャメロットに笑いが戻るが、地下の奥深くでは、魔女ニムエが、マーリンへの復讐を誓っていた。

魔術師マーリン、4話のあらすじ

魔術師マーリン、4話

長年、ウーサー王と戦ってきた仇敵マーシアのベイヤード王との間で、停戦が成立、友好条約を締結するため、キャメロットで祝宴が催された。正装で集う両国の騎士団に混じって、マーリンもアーサーの従者として侍っていたが、その彼に、ベイヤードの侍女のひとり、カーラが近づき、アーサーが飲み干す予定の誓いの杯には毒が入っていると告げる。あわてて杯を取り上げるマーリンだったが、怒ったウーサー王は、真かどうか、マーリン自らが杯を干して証明せよと迫る。覚悟の上で杯を干したマーリンは、たちまち人事不省に陥り、ベイヤードとその使節団は、全員逮捕され、牢に閉じ込められる。だが、ただひとり、密かに城を脱出していた人物がいた。他ならぬ、カーラこと、実は魔女ニムエである。ニムエの狙いは、アーサーを殺しキャメロットを破滅に追い込むことにあったが、それ以上に、将来の大魔法使いとして危険な存在であるマーリンの抹殺が目的であった。その意味で、ことはニムエの思惑通りに運んでいた。残された杯の中に猛毒のモーティエスの花びらを見つけたガイアスは、その花の葉を解毒剤として用いぬ限り、マーリンは2日以内に死ぬとアーサーに告げる。モーティエスの花は、バロクの森の洞窟にしか自生せず、洞窟はコッカトリスという怪獣に守られていて手に入れるには大きな危険が伴う。案の定、ウーサーは、アーサーに外出禁止を命じるが、モルガーナの励ましもあって、アーサーは、単身キャメロットを抜け出し、バロクの森に向かう。森でアーサーを待ち受けていたのはニムエ、コッカトリスを倒した彼を誑かして洞窟に誘い込み、モーティエスの花の咲く崖で毒蜘蛛にアーサーを殺させようとする。その彼の危機を救ったのは、遠くガイアスの部屋で熱にうなされながら、自らの意識もないまま魔法の呪文を唱えて、光の玉でアーサーを出口へと導いたマーリンだった。アーサーの持ち帰ったモーティエスの葉でマーリンは命拾いをし、マーシアとキャメロット間の平和条約も無事締結された。しかし、キャメロットとマーリン達の前途には、ニムエという脅威が、大きな障害となって、存続し続けるはずだ。

魔術師マーリン、5話のあらすじ

魔術師マーリン、5話

森でキノコを採っていたマーリンは、鷲の顔と翼、体は獅子の怪物に襲われ、危ういところを見知らぬ旅人に救われる。男の名はランスロット、キャメロットの騎士になることを夢見て修行を積み、ようやくキャメロットにやって来たという。ランスロットへの恩返しに、アーサーの騎士団に彼を推薦しようとするマーリンだったが、騎士になるには、貴族の子弟でなければならないと云う厳しい掟があった。マーリンは、古文書館で貴族の紋章を魔法で複写、それを持たせて、騎士登用試験を受けさせる。アーサーとの模擬戦闘で、見事合格したランスロットは、ウーサーによって騎士の列に叙される。だが、その歓びも束の間、ランスロットの身分詐称がばれ、ウーサーの命で彼が牢に幽閉される。激しく後悔するランスロットとマーリン。そんな時、マーリンも襲われた怪物グリフィンが、領国の村々を荒らし回り、ついにキャメロットにも現れる。一度は辛うじて撃退したアーサー達騎士団だったが、ウーサーはこれ以上被害が広がる前に、グリフィンを退治せよと、アーサーに命じる。ガイアスは、グリフィンが魔法によって生まれた怪物で、グリフィンを倒せるのは魔法によってでしかないと云い、マーリンに、グリフィン退治を強要する。出撃の夜、アーサーはランスロットの牢を訪れ、密かに彼を解放するが、グリフィン退治への同行は許さない。しかし、騎士道精神に燃えるランスロットは、グウェンの用意した鎧甲冑に身を固め、大槍を手挟んで、騎馬でアーサー一行の後を追おうとする。そんなランスロットに、マーリンも同行をせがみ、結局ふたりでグリフィンの潜む森に入ることになるが、時既に遅く、キャメロットの騎士団は、グリフィンによって全滅していた。不幸中の幸い、アーサーはケガで意識を失っていただけだったが、そこへ再びグリフィンが現れ、ランスロットとの一騎打ちとなる。陰で呪文を唱えたマーリンの魔法の力を借り、見事グリフィンを倒すランスロット。しかし、グリフィンを倒したのは自分の力でないことを知るランスロットは、引き留めようとするアーサーに暇乞いをし、再び修行に旅立つのであった。

魔術師マーリン、6話のあらすじ

魔術師マーリン、6話

モルガーナ姫が原因不明の病にかかり、明日も知れぬ命となった。ガイアスは脳の感染症と診断するが、治療法が見つからない。宮廷中が悲しみと焦りに包まれる中、あらゆる病を治せると称する若い男が、キャメロットに現れた。顔面半分に醜い火傷の痕を残すその男エドウィンは、モルガーナの病を脳内出血と診断、たちまち快癒に導いて、ウーサーの信頼を得る。一方で、ガイアスの信用はがた落ち、ついには、エドウィンにそそのかされたウーサーは、ガイアスから宮廷医の地位を取り上げ、強引に引退に追い込んだ。だが、エドウィンは、実は20年前、ウーサーの魔法使い狩りで両親を火炙りにされ、その復讐のため、キャメロットにやって来たのだった。モルガーナの病もエドウィンの魔法で、彼の最終目的は、ウーサーを殺し、自分がキャメロットの王となることにあった。エドウィンの正体を知ったガイアスは彼に詰め寄るが、逆にマーリンが魔法使いであることをウーサーに告げると脅され、将来のアーサーとマーリンの運命を守るため、自らキャメロットを去る。その夜、正体を露わにしたエドウィンは、ウーサーにも死の魔法をかけ、自ら、復讐のためキャメロットに来たことをウーサーに告げる。仮死状態となったウーサーに宮殿内は騒然となるが、そこへ、やはりウーサーを見捨てきれず戻ってきたガイアスが現れ、エドウィンと対決する。エドウィンの黒魔術にガイアスが圧倒され、もはやこれまでと云う時、飛び込んできたマーリンが魔法でエドウィンと戦い、彼を倒す。更に、ウーサーの病も、魔法で癒すマーリン。もちろん、その事実は、マーリンとガイアスしか知らない。後日、大いに反省したウーサーは、ガイアスを宮廷医に戻すだけでなく、名誉市民の称号を与え、2度とガイアスへの信頼の揺るぎないことを誓うのだった。

魔術師マーリン、7話のあらすじ

魔術師マーリン、7話

狩りに出たアーサーは、森の中で、山賊に襲われていた父娘を助ける。父はオルフリック、娘はソフィア、名門の一族だということで、ウーサーはふたりを歓迎、キャメロットの宮殿に滞在させる。しかし、モルガーナだけは、ソフィアを一目見たとたん、激しい拒絶反応を示す。彼女の見た悪夢にソフィアが登場、アーサーを水の中で溺死させていたのだ。ところが、肝心のアーサーはソフィアに一目惚れ、ウーサーの前で、結婚の承諾を求めようとさえする。モルガーナの予知夢(実はモルガーナには未来を見る力があった、気付いているのはガイアスだけ、モルガーナ自身も本当の力には気付いていない)通り、オルフリック父娘はとんでもない連中だった。永遠の若さの国アヴァロンに住むシー一族に属していたが、オルフリックが禁忌の殺人を犯した咎で、限りある命の人間界に追放されていたのだ。しかし、娘だけでもアヴァロンに戻したいオルフリックは、シーの長老に請願、人間界の王子の命と引き替えにソフィアをアヴァロンに戻すという、確約を得る。それで狙われたのがアーサー、ソフィアの魔法にかかって彼女の云うがままのアーサーは、父娘と共に深夜キャメロットから出奔、森の中の湖に向かう。そこでアーサーの命をシーに捧げ、ソフィアはアヴァロンへ帰還という計画だった。しかし、彼らの邪魔をし、危ういところでアーサーを救ったのは、マーリンだった。もちろん、彼が魔法でオルフリック父娘を殺したことはガイアス以外には秘密で、父娘は出奔、マーリンがアーサーを殴って気絶させ、キャメロットに連れ戻したという体裁を整えてだ。幸い、アーサーには魔法にかかっていた間の記憶が殆どなく、ことは何とか収まったが、モルガーナの悪夢は、まだまだ続きそうだ。

魔術師マーリン、8話のあらすじ

魔術師マーリン、8話

キャメロットに現れたドルイド(古代ケルト社会の祭司・僧)の子弟が、衛兵に見つかり、師は捕らえられ、まだ少年の弟子の方は刀傷を負うが、テレパシーでマーリンに救いを求め、モルガーナの部屋に匿われる。ドルイドを、魔法を使う邪宗集団で己の敵と見るウーサーは、師のドルイドを斬首刑に処し、少年の方の探索をアーサーに命じる。子供まで捕らえて殺そうとするウーサーのやり方に反撥するモルガーナは、マーリンやグウェン、そしてガイアスの力も借りて少年の傷を癒し、仲間のドルイドの待つ森に帰そうとするが、脱出寸前、アーサーたち捜索隊に見つかり、捕らえられる。自分が後見しているモルガーナに裏切られたと怒るウーサーは、今度自分を裏切れば容赦しないとモルガーナに宣告、夜明けを待って少年の処刑を命じる。子供を殺すことに納得出来ないのはアーサーも同じで、モルガーナの説得に応じて、少年の脱走に手を貸すことになる。アリバイ作りのため、脱走時刻にはモルガーナはウーサーと晩餐を共にし、彼女の代わりにマーリンが、地下納骨堂の出口の鉄格子を外し、馬を用意する手はずとなった。しかし、少年がテレパシーで自分のことをエムリスと呼んだり、彼のことを知っている様子に不審を抱いたマーリンは、ドラゴンの元を訪れ、ドラゴンの口から、その少年が将来アーサーに仇なす存在となること、今黙って処刑されるに任せておいた方がアーサーのためだと聞かされ、心が迷う。悶々の末、結局少年の脱出に手を貸すマーリン。馬に少年を乗せ、森に走ったアーサーは、ドルイド僧の一団に少年を引き渡すが、去る間際、少年に名前を尋ねる。少年の答えは「モードレッド」であった!(*アーサー王伝説ではアーサーの王国を滅ぼす存在と予言された騎士、アーサーと戦って殺される。)

魔術師マーリン、9話のあらすじ

魔術師マーリン、9話

アーサーの立太子礼の最中、全身黒ずくめの騎士が宮殿に闖入、手袋(籠手)を投げてキャメロットの騎士団に挑んできた。若い騎士ふたりが挑戦に応じるものの、黒騎士に彼らの剣は通じず、虚しく殺されてしまう。熱くなったアーサーは、父王ウーサーの制止も聞かず、黒騎士に挑戦、キャメロットは騒然とする。実はこの黒騎士、魔女ニムエーが黄泉の国から甦らせた悪霊で、その正体は、トリスタン・ド・ボア、アーサーを産んで直後亡くなったイグレイン妃の兄であった。20年前、世継ぎの生まれぬことに悩んだウーサーは、ニムエの魔法で愛する妃に男の子を産ませたが、魔法で創られた命は別の命を奪うことでバランスを保つ。そのため、イグレイン妃はアーサー誕生と引き替えに死を迎えたのだ。イグレインの兄トリスタンは妹の死の責任をウーサーに問い、決闘で敗れて死んだ。ウーサーは、愛妃を失った怒りをニムエたち魔法使いに向け、多くの同族をウーサーに殺されたニムエの恨みは、今も消えていない。それが、今回の黒騎士出現につながっていたのだ。20年前の出来事、その真相を知るのはウーサーとガイアスしかいない。息子にも真実を明かせぬウーサーは、負けると分かっている決闘に臨むアーサーを救うため、ガイアスと謀って眠り薬で彼を眠らせ、死を覚悟で、自分が息子に代わり黒騎士との決闘に臨もうとする。一方、何とかアーサーを助けたいマーリンは、古文書館のジェフリーから、ドラゴンの鍛えた剣なら死者を殺せると聞き、地下のドラゴンに会って、無敵の剣を手に入れる。だが、翌朝の決闘で、実際その剣を使い、黒騎士を倒したのはウーサーだった。自分が謀られたと知り、最初は怒るアーサーだったが、父の命がけの愛を知り、胸が一杯となる。アーサーのために鍛えた剣がウーサーに用いられたと知ったドラゴンは怒ってマーリンへの不信を口にする。やがて、こっそり城を抜け出したマーリンは、剣が邪悪な者に悪用されないよう、人気のない湖に剣を沈めるのであった。

魔術師マーリン、10話のあらすじ

魔術師マーリン、10話

キャメロットのマーリンのもとを、母のフニスが訪ねてきた。故郷の村イアルドアが山賊に荒らされ、ウーサー王に助けを求めてきたのだ。しかし、イアルドアは隣国に属しており、ようやく休戦協定を結んだ隣国との争いが再燃するのを恐れ、ウーサーは出兵を拒否する。ひとり、村を救う決心をしたマーリンは、アーサーに暇乞いをし、母と共にイアルドアへ旅立とうとするが、彼に力を貸そうと、モルガーナとグウェンが自ら同行を志願する。更には、彼らの後を追ったアーサーが途中で加わり、一行5人で、イアルドアの村に入る。村では、マーリンの親友で、彼が魔法使いだと云うことを知る唯一の人物ウィリアムが、マーリンを手荒く迎えるが、かって父を領主のために失って王族を憎んでいるウィリアムは、アーサーに事ごとに反撥。他の村人達が、力を合わせて山賊と戦うことに同意した後も、自分だけは村を出ようとする。山賊の親玉ケイネンは、村に騎士が入ったことで一旦は引き上げるが、総力を挙げての再来襲を約束した。短い期間に村人達に訓練を施し、山賊を迎え撃つ準備を進めるアーサー。その間、庶民の日常に直に触れることで、自らも成長するアーサーだった。いよいよ決戦の日、男女を問わず、村の大人総出で山賊を迎え撃つイアルドア、激しい戦いはマーリンの魔法の助力と一同の奮戦で村側の勝利に終わる。しかし、村を愛して引き返してきたウィリアムが、アーサーを助けようとしてケイネンに殺された。死の間際、魔法を使ったのは、マーリンではなく自分だとアーサーに言い残して。マーリンの秘密は保たれたまま、キャメロットへの帰路に就くアーサー達一行。アーサーが真実を知った上で、マーリンとの固い絆に結ばれるのはいつのことであろうか。

魔術師マーリン、11話のあらすじ

魔術師マーリン、11話

森に狩りに出掛けたアーサー一行は、伝説の一角獣ユニコーンと出逢う。その美しさに茫然となるマーリン。しかし、マーリンの制止を振り切り、アーサーがボウガンでユニコーンを仕留める。その翌日から、キャメロットに異変が起こる。収穫間近の国中の麦畑で、全ての麦が枯れ果て、ウーサー王を始め、誰もが途方に暮れる。続けて水道から水の代わりに砂が吐き出される。飢えと渇きに苦しむキャメロットの人々。民を案じて苦悩するアーサーの前に、ユニコーンの番人アンホーラと名乗る老人が現れ、全ては神聖な動物ユニコーンを殺した呪いで、責任はアーサーにあり、その呪いを解くには、アーサーが然るべきテストにパスする必要があると告げ、消える。最初は半信半疑だったアーサーだが、深夜、穀物倉に盗みに入ったイヴァンという男を慈悲の心で見逃してやった翌日、水道の水が復活したことで、アンホーラの言葉を信じるようになる。新たな試験を受けるべく、アンホーラを捜して森に入ったアーサーは、盗んだ食料の山に囲まれたイヴァンを発見、彼の挑発に乗って斬りかかるが、実はそれが忍耐心の試験だった。最悪の飢餓に見舞われたキャメロットを救うべく、アンホーラにすがったマーリンは、アーサーに最後の試験を受けさせるチャンスを獲得するが、その試験とは、アーサー、マーリンのどちらかが毒入りの杯を飲み干さねばならないと云う、過酷なものだった。しかし、アーサーが自らの命を犠牲にしてマーリンを救う行動を取ったことで、試験に見事合格、キャメロットに平穏が甦り、森では、ユニコーンも、再び命を甦らせる。

魔術師マーリン、12話のあらすじ

魔術師マーリン、12話

グウェンの父トムが逮捕された!容疑は、魔法使いトーレンと結託しての国王への反逆罪。実際は、トーレンが魔法使いとは知らず、娘グウェンの幸せのため豊かになりたいと、彼の云うがままに錬金術の手伝いをしただけだった。しかし、ウーサーは、モルガーナの懇願も聞かず、処刑を強行しようとする。トムを自由にしようと、こっそり牢の鍵を彼に渡すモルガーナ。だが、脱獄は失敗、トムはその場で衛兵に殺される。悲しみに暮れるグウェン。モルガーナはウーサーの冷酷非情を責めて彼の怒りを買い、牢に監禁される。アーサーの配慮で釈放されたものの、モルガーナの心中にはウーサーへの殺意が燃えていた。密かにトーレンとの出逢いを果たしたモルガーナは、ウーサー暗殺を企む彼ら一味に協力することを約束する。モルガーナはウーサーに、亡き父の墓参りに共に出掛け、父の墓前で仲直りをしたいと持ちかけ、まんまと王の同意を得る。早朝、墓石のある丘に向かうウーサーとモルガーナ達、その後をつけていたのはマーリンだった。モルガーナとトーレンの陰謀に気付きながら、ウーサーの非情な君主振りに憤りを覚えていたマーリンは、陰謀を阻止すべきかどうか迷っていたが、グウェンの、父の仇討ちでウーサーの死を望めば、自分もただの人殺しに落ちると云う言葉に、己のなすべきことに気付き、ウーサーを救うべく、丘に向かったのだ。しかし、丘に待ち受けていたトーレンとの魔法対決に敗れて気絶する。墓の前では、ウーサーが、モルガーナの父との友情について彼女に語り、如何に友を信じ敬愛していたか、その子であるモルガーナを、我が子とも思い慈しんできた心情を吐露、自分の一時の激情でトムを殺してしまってことを後悔しているとまで、告白する。ここに及んで、自分の過ちを悟ったモルガーナは、ウーサーに襲いかかったトーレンを自分の手で殺して、王を救う。今、完全に和解して心通い合ったウーサーとモルガーナは、墓前で堅く抱擁しあう。それを気絶から覚めたマーリンが、陰から安堵の表情で眺めていた。

魔術師マーリン、13話のあらすじ

魔術師マーリン、13話

森に狩りに出掛けたアーサー達は、頭が蛇、胴が豹、脚が鹿の怪物に出くわし、騎士のひとりが命を落とした。事態を憂慮したウーサーは、早速の怪物退治をアーサーと騎士団に命じるが、それが太古の魔法により生まれた伝説の獣探求の獣と知ったガイアスは、アーサーに注意を促す。更には、アーサーが死ぬ予知夢を見たモルガーナが必死に出発を止めるが、アーサーは振り切って森に入る。嫌な予感は当たり、探求の獣と戦ったアーサーは重傷を負い、明日の命も知れない身となって、ウーサーを嘆かせる。友を救うため、また、己の定めを全うするため、ドラゴンにアーサーを助ける手段はないかと訊ねるマーリン。ドラゴンの答えは、太古の魔法の聖地祝福の島に行き、司祭に救いを乞えというものだったガイアスから得た地図を頼りに、湖の中に浮かぶ島を訪れたマーリンの前に現れたのは、あのニムエだった。ニムエは、命の杯に汲まれた水をマーリンに渡し、新たな命と引き替えにアーサーは助かると告げる。キャメロットに戻ったマーリンは命の水をアーサーに飲ませ、アーサーは危機を脱する。その夜、自らの死を覚悟して眠りについたマーリンだったが、翌朝、目覚めと共に、思いもしなかった事態に驚愕する。全身を不気味な発疹に覆われた瀕死の母フニスと対面することになったのだ。ニムエが命の代役に選んだのはマーリンではなく、その母だった。全てを知って彼を祝福の島に行かせたドラゴンをなじるマーリン、ドラゴンには、アーサーが王になればキャメロットに魔法が復活、自らも自由の身に戻れるとの計算があったのだ。今度は母の命を救うため、再び祝福の島を目指そうとするマーリン。それを知ったガイアスは、自らの命を犠牲にしてマーリンやその母を救おうと、一足早く、祝福の島を訪れる。そしてニムエに対し、命を捧げると宣言する。ガイアスの置き手紙で彼の決意を知ったマーリンが、島に駆けつけた時、既にガイアスはニムエの足下に倒れた後だった。同じ魔法使いとして手を組もうというニムエの誘いを一蹴したマーリンは彼女との魔法合戦に臨み、ついにニムエを倒す。ニムエの死により、世界は生死のバランスが取れ、息を吹き返したガイアスと喜び合うマーリン、ひとまずキャメロットに平穏が甦った。

魔術師マーリン関連動画

魔術師マーリン、シーズン2

魔術師マーリン、シーズン3

魔術師マーリン、シーズン4

魔術師マーリン、シーズン5

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